言の芽日記

クラムスカラップのGt&Vo村上の日記

奥歯

親知らずを抜いてから3日ほどたった。もうだいぶ治ってきた気がする。まだ疼いて、噛みたい衝動に駆られるがゲームをするなりして気を紛らわしている。

 

格闘ゲームは相手と自分を考えさせるゲームだ。将棋やチェス、あらゆる競技にはこの相手と自分を考える事が勝つための道筋である。何も考えずにやっていては弱いままだろう。対人戦で勝つためには相手が次に何をしてくるかが分かれば良い。そんな未来予知は普通できない。だが、ある方法で相手が何をしてくるか選択肢で絞ることが出来るのだ。それは自分が相手に選択肢を与えるということだ。例えばスマブラ。自分がシールドを貼っているとする。相手の選択肢は掴みやめくり、先端あてなどがあがる。攻撃してこない場合もあるだろう。そして、相手が選択した行動に対して、自分はどうするかを考える。掴みにきたらその場回避、めくってきたら一旦逃げようなど。相手をよく見て行動に移す。すると、相手はその行動に対して…と、この繰り返しだ。相手と自分が交互に選択し続け、結果になっていく。ターン制でないスマブラがまるで将棋のように感じる。コンボでずっと俺のターンなんて事もあったりするだろうが、吹っ飛びのベクトルを変えられコンボが繋がらなくなったりも。相手に選択を迫りやすい技をふって、山をはるなんてのも面白い戦い方だ。完全にギャンブルのよう見えるが、相手の癖や経験則を活かす良い戦い方だ。とにかく他人と戦うことは自分を考える良い機会になる。ゲームをやろう!真剣になって。