言の芽日記

クラムスカラップのGt&Vo村上の日記

アウトプット

作品を作る人は生活の中でインプットしたものをアウトプットする。アウトプットはいろんな形でされる。文字、音、色、動き、さらにいろいろ。僕はこれらのうちの音と言葉でアウトプットをしている。でも、たまに文章を書きたくなったり、絵を描きたくなったりする。アウトプットの種類を変えたくなるのだ。これは同じ味ばかりでは飽きてしまう的な事だと思う。大して良い文章や絵がかける訳では無いが、気分転換としてやりたくなる。音楽だけずっとやっていたってマンネリ化するので、こういう別腹はとても良いと僕は思う。数学のあとに国語をやると脳の使うところが違うため、疲れない的な効果もありそうだし。でも、時間がもったいないと感じるかもしれない。そこで僕は、一見違うアウトプットだが結局は音楽に繋がるというマジックを思いついた。国語をやっているのに、数学のためになっているのだ。説明しよう。僕は「映像と音楽が融合したときの計り知れない力」をより引き出すために、映像に合った音楽を作れるようになろうと思っている。そのためには風景やイメージから音楽を作る練習が必要だと考えたのだ。そこで、風景や設定から思いつくものを描いてみるのだ。絵で。そこからヒントを得つつ音楽を組み立ててゆく。これはラーメンズ小林賢太郎さんのやり方を参考にした。小林さんは情報を絵でまとめるらしい。小林さんみたいに上手な絵はかけないが、良い気分転換になる。

国語力の無い僕でも、文章を書きたくなることがある。そんな時は思いっきり下手な文を書いてみるのだ。そんで、やっぱ向いてないなと思いギターに手を伸ばす。何を作るにしても出発はイマジネーション。いろんな形にアウトプットしてみてほしい。それは自己完結で人に見せるものでもないから、下手でいい。良いものを作るための駄作。踏み台。万能人間でなくたっていいのだ。なんでもできる人が羨ましいかい?僕はひとつに特化した人間が羨ましいよ。そしてそんな極端な人が好きだね。